5/22/2009

基本的な財務諸表の見方

金持ち父さんシリーズの影響を受け、財務諸表を読む為の実用的な知識を得るべく、

もっと早く受けてみたかった「会計の授業」 (PHP文庫)
を読みました。この本を選んだ理由は、著者が実務に精通しておられるビジネスパーソンであったことと、本のタイトルから手っ取り早く知識を得られそうだと感じたからです。
内容は、インタビュー形式の話し口調で書かれており、非常に読み易く初心者向けには良いテキストです。個人的には、財務諸表の各数字の意味は知っていたので、やや物足りない印象で読み終えようとした時、巻末のおまけコーナーに、求めていた情報がありました。
財務諸表に掲載されている各数字や率に対して、著者が実務を行う上での評価基準や、チェックする項目とその優先度(順番)が記載されていました。他人の評価基準を鵜呑みにするのは危険なことと思いますが、実務者からの参考情報は判断基準の一つとして有効だと思います。

練習に、我社の短信を読み返してみると、財務的にはまだ大丈夫だけど、前期は営業収益の低さから債権残高・仕掛り(≒受注残)が低く、今期早々に回復しないと、財務的に逼迫した状況になるのは早いな、とか。。。う~ん。。。。。

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