3/20/2009

行動パターンの見直し

友人Uさんも読まれたということで、早速読みました。3冊目の勝間本です。
無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
目から鱗が落ちる発想が満載です!貴重な時間を奪う「時間泥棒」に関する記述は必見です。
重要度と緊急度に応じて時間を4象限に区切り、それぞれを
  1. 投資の時間(将来の収入増の為の時間)
  2. 消費の時間(主として現在の収入の為の時間)
  3. 浪費の時間(収入には直結しないが、日常生活に必要な時間)
  4. 空費の時間(いわゆる無駄な時間)
と定義されています。
一日の時間は1,440分、健康維持の為に360分(6時間)の睡眠を確保すると、活動時間は1,080分です。本文では、投資時間の割合は30%以上を目指すべきとされているので、理想の投資時間は324分となります。この324分をどのように捻出するかが、この本のテーマです。

私の場合、投資の時間の現状とあるべき将来像は以下の通りです。
【投資の時間-現状】
  • 家族と一緒に晩御飯を食べる
  • 子供とお風呂に入って遊ぶ
  • 夜、子供に絵本を読む
【投資の時間-今後増やす行動】
  • 勉強(読書、語学学習、調べもの、勉強内容をまとめる)
  • 家族との食事・団欒の時間を増やす
  • スポーツ
  • 家計の集計
  • 子供との学習時間(お絵かき・ワークブック・歌)
サラリーマンとして拘束されるのが450分(7.5時間)とすると、残りは630分となります。私の場合、勉強以外に必要な投資時間は220分でしたので、これを引くと410分。副業がないので単純に、サラリーマンとして拘束される時間を【消費時間】とすれば、【浪費時間】と【空費時間】を410分以内に抑え、下回った時間分が勉強時間に充てられるという計算です。


浪費時間と空費時間について、行動の洗い出しを行いました。行動の一つ一つをポストイットに記入して、どんどん貼り付けていきます。
ポストイットを使うことのメリットは、それぞれの行動を見直す場合、色々なパターンで分類して、グループ毎に施策を検討するわけですが、あーでもない、こーでもない、と何度でも張り替えられるので、グループ分けの検討するのがとても容易になりますので、お薦めです。
浪費時間には、細々した作業が多く、ポストイットの数に比例して、忙しなく感じるようです。やらなきゃいけない事がたくさんあって、それだけで一日が終わってしまう、という感じです。バタバタ貧乏とでも言いましょうか。

時間の使い方を見直すには、それぞれの時間が自分の人生に与える影響を認識する必要があります。なぜなら、時間の使い方を見直すことは、長年の習慣、つまり無意識に行ってきた数々の行動を意識的に変えるということで、単純な希望的観測や根性論では習慣は変わりません。習慣を変える必要性を認識した上で、今までの悪習を断ち、新しい時間の使い方が出来るように仕組みを作ることが重要であると感じました。

どのように行動を改善していくのか、結果は後日報告します。

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